みなさま、こんにちは!五城目トーヨー住器株式会社のマヨマヨです。
これは、2025年のゴールデンウィークに家族で出かけた、ささやかな旅行の記録です。
──そう、「ささやかなはず」だったんです。
第二話:誰もいない山道と、倒れた警告
花立牧場へ向かう山道。
舗装はされているが、道路はやや荒れていた。大きめの枝が道にはみ出している。
道幅も狭く、すれ違う車は一台もない。
舗装はされているが、道路はやや荒れていた。大きめの枝が道にはみ出している。
道幅も狭く、すれ違う車は一台もない。
ミニバンのナビは、事前に調べたルートとは異なる道を案内してきた。
「マイナーな道なのかな」──そう楽観的に考えていたが、その答えはすぐに出た。
「マイナーな道なのかな」──そう楽観的に考えていたが、その答えはすぐに出た。
眼前に広がる、山肌が崩れた痕跡。

この道は、通行止めになっていたのだ。
けれどその情報は、ナビには表示されない。
引き返そうにも、ミニバンは車体が大きく、山道は狭い。
ほんの少しずつ、何度も切り返しながら、私たちは“命”ごとUターンした。
けれどその情報は、ナビには表示されない。
引き返そうにも、ミニバンは車体が大きく、山道は狭い。
ほんの少しずつ、何度も切り返しながら、私たちは“命”ごとUターンした。
山道の入口付近まで戻ってようやく見つけたのは、道端に倒れていた何かの標識。

文字は読めなかったが、おそらく「通行止め」だったのだろう。
この日は強風が吹き荒れており、それで倒れたのかもしれない。
この日は強風が吹き荒れており、それで倒れたのかもしれない。
ナビは完璧ではない。
看板があっても、倒れていれば意味がない。
「標識がない」ではなく「標識が“倒れている”かもしれない」と気づくことが、山道を走る際には何より重要だと痛感した。
看板があっても、倒れていれば意味がない。
「標識がない」ではなく「標識が“倒れている”かもしれない」と気づくことが、山道を走る際には何より重要だと痛感した。