みなさま、こんにちは!五城目トーヨー住器株式会社のマヨマヨです。
これは、2025年のゴールデンウィークに家族で出かけた、ささやかな旅行の記録です。
──そう、「ささやかなはず」だったんです。
第三話:峠を越えて、生きて帰れるかの試練
由利本荘市内の花立牧場(鳥海高原花立牧場公園 こどもの国)をあとにし、私たちは宮城県を目指した。

鳥海高原花立牧場公園 こどもの国
〒015-0411 由利本荘市矢島町城内字花立96
午前10時~午後4時 土日祝日、5月連休、お盆期間内に、ゴーカート・バッテリーカー・パークゴルフができる
詳細、お問い合わせは公式サイトで確認
由利本荘市から宮城県へ高速道路を使えば遠回りになる。
だから私たちはナビを「最短ルート」に設定した。
だから私たちはナビを「最短ルート」に設定した。
──その選択が、命知らずだったのかもしれない。
ナビが案内したのは、またしても山道。
それも、山肌に沿った「峠道」だった。
それも、山肌に沿った「峠道」だった。

車体が大きく、しかもローダウンしたミニバンには、あまりにも無慈悲な道。
急カーブ。急勾配。すれ違い不可の細道。
そしてガードレール無し。逸れたら即・崖。
そしてガードレール無し。逸れたら即・崖。
ローダウン車は、坂道を勢いよく下ればお尻を擦る。
それでも夫は慎重に運転を続け、私はただ、手を合わせて祈ることしかできなかった。
花立牧場で遊び疲れて眠る娘が、少し羨ましく思えた。
花立牧場で遊び疲れて眠る娘が、少し羨ましく思えた。
そしてようやく、道幅がわずかに広がった──その瞬間、対向車が現れた。
「さっきのカーブで鉢合わせてたら、終わってたね」
思わずそんな言葉が口をついて出た。
旅行計画において「最短=安全」ではない。
時間がかかっても、走りやすい高速道路などを選ぶ判断力が必要だと痛感した。
旅行計画において「最短=安全」ではない。
時間がかかっても、走りやすい高速道路などを選ぶ判断力が必要だと痛感した。